1835年ファラデーによる気体放電の確立以来、後に「プラズマ」と呼ばれる物質状態の放つ光は、分光器や検出器の発展と共鳴するように科学技術を進歩させてきました。光電子増倍管やCCD検出器の発明により、それまで波長計測が主体だった分光法はスペクトル線の広がりや輝線強度比の定量計測へと発展し、1万度以下の低温プラズマから、1億度に至る核融合プラズマまで、幅広く活用されています。本講演では、その中でも電子増倍機構を持つCCDとして2000年代初頭に製品化されたEM-CCDに着目し、そのプラズマ計測への適用例について紹介します。
3 : 00 PM (JST)
60 minutes
Language:Japanese
Businesses:Andor, OI Academy