11 Mar
「AZtecCrystal 4.0」を発表 より高度なEBSDデータ処理を可能に
in-situ実験や多数データセットの解析に新たな可能性をもたらすソフトウェア
Oxford Instrumentsは、次世代電子後方散乱回折(EBSD)解析ソフトウェア「AZtecCrystal 4.0」をリリースしました。
AZtecCrystal 4.0では、「Crystal Batch」と「Crystal Compare」の2つの新機能が搭載され、研究者のEBSD実験の評価と可視化の可能性を大きく広げます。
複数のEBSDデータセットを単一のデータスタックへまとめ、外部の実験パラメータと組み合わせて解析すること可能にし、一貫性を持ちかつ再現性あるデータ作成を一括で実行することが可能です。
Crystal Batchは、外部パラメータをデータスタックに紐づけることで、そのバッチ全体に対して、キーとなる指標を計測・レポートできる機能です。これは、複数サイト・複数サンプルのワークフロー、集束Ion Beam(FIB)による3Dスライス、加熱実験における結晶粒径や相組成変化を測定するin-situ実験などに最適です。
Crystal Compareは、複数のデータセット間で生じる動的な変化を直感的に可視化するための機能です。ユーザーは分析とレポートをシームレスに切り替え、データスタックを即座に比較したり、タイムラプス画像を生成したりできます。
マンチェスター大学のSenior Technical Specialist 、Jack Donoghue 氏は次のように述べています。「グラフによるデータの可視化は、結果を素早く確認して品質を評価したり、in-situ実験のタイムライン上で発生した重要なイベントを調べたりするうえで非常に有効です。」
AZtecCrystal 4.0は、速度、再現性、詳細なレポート作成が不可欠なコア施設での利用、構造材料研究、品質管理および故障解析環境に特に適しています。
「統合と自動化により、AZtecCrystal 4.0は手動でのデータ処理を大幅に削減し、研究者が微細構造の変化の解釈に集中できるようにします。これは研究者にとって即効性のある価値と長期的な価値の双方をもたらします」と、AZtecCrystalプロダクトマネージャーのMark Colemanは述べています。「この次世代EBSD処理ソフトウェアにより、科学者がより迅速かつ正確に知見を得ることを可能にする革新的なツールを提供するという当社のコミットメントを改めて示します。」
AZtecCrystal 4.0 をご覧ください。