Nov 25, 2021

第23回ミレニアム・サイエンス・フォーラム、英国大使館で11/12(金)開催

11月12日(金)、第23回ミレニアム・サイエンス・フォーラムが駐日英国大使館で開催されました。本フォーラムでは、第23回サー・マーティン・ウッド賞の受賞者、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)の東後篤史(とうごあつし) 氏に、駐日英国大使のJulia Longbottom CMGより賞状と記念品が授与されました。
また、東後氏による受賞研究題目、「材料科学に資するフォノン物性予測のためのオープンソースソフトウェアの開発」の講演も行われました。

第23回サー・マーティン・ウッド賞の受賞者、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)の東後篤史(写真右)と駐日英国大使Julia Longbottom CMG(写真左)

ミレニアム・サイエンス・フォーラムとは?

ミレニアム・サイエンス・フォーラム(会長、川合 眞紀)は、1999年3月、日英の科学技術交流のためのフォーラムとして創設されました。オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社は、単一スポンサーとして、本フォーラムに協賛しています。
フォーラムの目的は、以下の3点です。

1. 日本における凝縮系科学研究者の皆様に交流の場を設けること
2. 凝縮系科学に係る若手研究者に対してIncentiveとMotivationを与えること
3. 日英の科学技術交流の場を増やすこと

フォーラムの活動として毎年、駐日英国大使館において、日英両国からゲストスピーカーをお招きしたサイエンス・フォーラムを開催しています。また、日本における若手研究者の研究活動促進の一助として、「サー・マーティン・ウッド賞」を設け、フォーラムにおいて受賞者を表彰すると同時に、国内外での授賞記念講演会を開催しています。

第23回ミレニアム・サイエンス・フォーラムの出席者

※撮影時のみマスクを外しています。

サー・マーティン・ウッド賞

サー・マーティン・ウッド賞は、ミレニアム・サイエンス・フォーラムのサポーターであるオックスフォード・インストゥルメンツ社の創業者にちなんで名づけられました。日本の研究機関において、凝縮系科学分野におけるすぐれた業績を上げた45歳以下の若手研究者に贈られます。また、受賞者には、賞状・賞金のほか、英国の大学への講演旅行の機会が与えられます。
受賞者は、サー・マーティン・ウッド賞選考委員会の厳正なる審査により、選出されます。

選考委員会

(委員長) 福山 秀敏    東京理科大学理事長補佐
              伊藤 耕        三東京大学大学院教授
              小形 正男    東京大学大学院教授
              高梨 弘毅    東北大学金属材料研究所教授
              田原 太平    理化学研究所主任研究員
              辻     伸泰   京都大学大学院教授
              常行 真司    東京大学大学院教授
              寺崎 一郎    名古屋大学大学院教授
              細野 秀雄    東京工業大学元素戦略研究センター長・栄誉教授
             毛利 哲夫     北海道大学名誉教授
              森    初果     東京大学物性研究所所長


本プレスリリースについてのお問い合わせ

ミレニアム・サイエンス・フォーラム事務局
〒140-0002
東京都品川区東品川3丁目32番42号 ISビル
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社内
TEL:03-6732-8966

第23回サー・マーティン・ウッド賞授賞式のウェブサイト