現在の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックは、人間の幸福を脅かすウイルス感染の最新の事例にすぎません。

平常時であっても、ウイルスは人間やそのほかの動植物に病気を引き起こしています。

大部分のウイルスは直径20~250nmであるため、光学的手法よりも高い解像度を持つ顕微鏡技術が必要です。

新しいアプリケーションノートでは、オックスフォード・インストゥルメンツ社アサイラム・リサーチの原子間力顕微鏡(AFM)の高分解能イメージング機能を使用して、さまざまなウイルスの構造と機能を研究する方法について説明します。

高速Cypher VRS ビデオレートAFMで取得したB型肝炎ウイルス粒子の動画から抽出した2枚のフレーム(スキャンスピード:0.2フレーム/秒)

高速Cypher VRS ビデオレートAFMで取得したB型肝炎ウイルス粒子の動画から抽出した2枚のフレーム(スキャンスピード:0.2フレーム/秒)キャプシドシェルにおけるタンパク質の配向状態の変化を動的に観察しています。

アサイラム・リサーチのAFMは、ウイルスやウイルスプロセス観察に最適です。

CypherAFM/SPMファミリーは他の多くのAFMよりも卓越した高分解能イメージングを容易に実現します。また、使い勝手がシンプルでかつ堅牢な環境制御アクセサリを使用して、実際のサンプル環境に合わせた測定が可能です。最近では、Cypher VRSがビデオレートAFMイメージング機能を導入し、毎秒10フレームを超える速度でプロセスを観察できるようになりました。これらの機能により、Asylum AFMはウイルス学研究のための強力なツールとなっています。

詳細はこちらをごらんください。

https://afm.oxinst.jp/virus-imaging

アプリノート最初の2ページ - ウイルス学研究のご提案 ダウンロード

日付:  31 December 2020

著者:  Asylum Research

事業部:  Asylum Research