分析機器事業部
電子顕微鏡はモノを研究、製造している分野ほとんどで使用されている装置のため、当事業部の製品も多くの研究機関、製造業の企業に納入されています。国内でも重要な研究分野で多くのお客様に使用いただいており、その研究結果が著名な学術雑誌にも掲載されています。身近な話題としては、はやぶさ2が持ち帰ったサンプルの分析に当社の製品が貢献しています。
また、革新的な機能も次々とリリースしており、例えば電池分野で注目されているリチウム(Li)を分析できる装置(EDS)もラインナップし、リチウムイオン電池などの開発に貢献しています。
1999年に発表された最初の共焦点ラマンイメージングシステムは、感度、速度、分解能の点で当時のラマンイメージング技術をはるかに上回り、真の3次元化学イメージングツールとしてラマン分光法のイノベーターとなりました。WITec顕微鏡のモジュラー設計は、共焦点ラマンと走査型プローブ顕微鏡(SPM)の統合と組み合わせを初めて実現し、この革新的なテクノロジーは、Raman / SPM複合システムのトレンドをリードしています。
革新的な技術により、新製品の研究・開発において数々のアワードを繰り返し受賞、お客さまには、特に製品の精度、汎用性、柔軟性を高く評価頂いています。
当社の低温機器はグローバルで見ても70%、日本国内では80%以上のシェアを誇る最先端の装置です。低温の装置は超電導マグネットやマグネット用電源、またヘリウムガスを用いて極低温環境を作るためヘリウム用ガス配管、ポンプ、コンプレッサー、温度コントローラー、真空配管などが含まれるため様々な知識を身に着けることが出来ます。特に大型の極低温クライオスタットは量子コンピュータの開発に用いられており、国からの大型研究予算に後押しされている、大きな成長分野です。
ビーテック事業部
物理学から生物学全ての光研究分野へ検出器、分光器、顕微鏡関連システム製品を数多く提供し、広範なお客さまのネットワークと、卓越した定評のある高機能、高品質に支えられ、世界最先端で活躍される研究者の皆様をサポートしています。
ノーベル賞受賞者や候補者のお客さまも多数おられ、特に電子増幅型EMCCDは国内外シェア70%以上を誇り、性能、品質、技術サポートともに高い評価を得ています。
また、最新の技術を搭載したデジタルsCMOSカメラを他社に先駆けて市場へ投入するなど、バイオイメージング分野のマーケットリーダーとしてハードからソフトウェアまで自社で開発を行っています。
低温・超電導事業部
半導体製造装置のCVD成膜やエッチングプロセスを30年以上継続的に研究開発しており、その経験により蓄積されたプロセスlibraryは累積6000ものレシピを誇ります。開発されたプロセスはEtch, CVD, PVD, IBD, IBE、ALDと多岐にわたり、主要な研究開発機関との協力関係を持ち、継続的な新規デバイス開発のプロセス知見の蓄積を行っています。
アンドール・テクノロジー事業部
Finance, IT, Logistics, Human Resource(HR), Marketing Communications(Marcom)のファンクションがあります。会社の活動がスムーズに滞りなく行えるよう、会社全体を多岐にわたって支える重要な役割を担っています。事業部間の連携を一層高めるクロスビジネスのためのハード、ソフト両面からのサポートも重視しています。
プラズマ・テクノロジー事業部