Jul. 5, 2022
ビーテック | 25周年記念イベント「WITec Jubilee - 25 Years in Focus」
このイベントでは、重要な歴史的アート作品とともにラマン顕微鏡のスペシャリストが表彰されました。
ドイツのビーテック本社（WITec GmbH）は、2022年7月1日（金）、創業から四半世紀を記念してパーティーを開催しました。ドイツ・ウルムに拠点を置く同社は、旧友や新しい仲間を招いて、振り返り、親睦を深め、楽しい一夜を過ごしました。
「WITec Jubilee - 25 Years in Focus」と題した記念パーティーは、創業者のJoachim KoenenとOlaf Hollicherが、会社の成り立ちと、ラマン顕微鏡の分野で世界的に知られるリーダー企業になるまでの歩みを振り返ることから始まりました。
「私たちのモットーは、"Focus Innovations"で、それこそが私たちが成し遂げたかったことです。私たちのアプローチ、そして成功の鍵は、まさにそこにあり、努力と創造性です。私は、ここにいるすべての人に感謝していますし、これまでに達成したことを誇りに思っています」とKoenenが語りました。
1997年にウルム大学からスピンオフした同社は、2022年に革新的な数々の実績を持つ成長企業へと発展しました。現在の本社のキャパシティを2倍にする建屋拡張により、同社の製品に対する旺盛な需要に対応することができるようになりました。パーティーでは、この新社屋の正式な鍵の引き渡し式が行われ、ウルム商工会議所会頭のJan Stefan Roell博士から、同社の功績を称える認定書が授与されました。
基調講演は、過去50年にわたりヨーロッパにおけるラマン分光学の発展に貢献したことで知られる、Wolfgang Kiefer教授によって行われました。Kiefer教授は、1930年に自身の名を冠した効果を発表してノーベル賞を受賞したC.V. Raman博士の功績を熱烈に支持している一人です。Kiefer教授は、1956年にRaman博士が唯一ドイツを訪れた際に、Josef Behringer教授が描いたRaman博士の水彩画をWITecの創設者に贈呈しました。
「これには驚きました。この贈り物にとても感謝していますし、とても光栄に思っています。Chandrasekhara Venkata Raman卿は、偉大な物理学者であり、感動的な人物でした」とHollricherは語っています。「この素晴らしい肖像画を見て、発見者自身との直接的なつながりを感じることができるのは、本当に感動的です」。
肖像画の贈呈に続き、夕食時、ダンスの最中、夜遅くまで、WITecチームのメンバーは、この節目に至るまでの道のりを回想し、次の25年に向けての道筋を興奮気味に語り合いました。
ビーテック25周年 – 顕微鏡の歩み（英語、PDF ダウンロード）
ビーテック（WITec）について
ビーテックは、3D ラマンイメージングと相関顕微鏡のパイオニアであり、スピード、感度、分解能に妥協のない製品ラインナップで、業界をリードし続けています。ラマン顕微鏡、AFM顕微鏡、SNOM顕微鏡、およびビーテックが開発したRaman-SEM（RISE）装置は、拡張可能なモジュール式のハードウェアおよびソフトウェアにより、化学および構造特性評価において特定の課題に合わせてカスタマイズすることが可能となっています。研究、開発、生産はドイツ・ウルム市のビーテック本社（WITec GmbH）で行われており、ビーテック製品の販売・サポートネットワークは世界のあらゆる地域で確立されています。2021年9月、ビーテックはオックスフォード・インストゥルメンツ・グループの一員となり、ラマン顕微鏡の技術的リーダーシップをその幅広い事業ポートフォリオに取り込みました。
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